新潟駅が改築で便利になりつつあります
これまでの新潟駅は、元々賑やかだった新潟駅万代口側から、新しく開発されて店舗やオフィスなどが増えている新潟駅南口側に行くには、駅の2階に上がってから連絡通路を通って行かなくてはなりませんでした。
この連絡通路は東側と西側にあり、東側にはエレベーターがありましたが、西側にはエスカレーターが途中までしかなく、ベビーカーの方や、キャリーケースの方は大変な思いをすることも。
自転車で駅の構内を通ることはできないので、東側のエレベーターに自転車を乗せて2階まで上がって連絡通路を通る方もいましたが、子乗せ自転車などは普通の自転車よりも大きくて、なかなか苦労されていました。
万代口側の駅前から駅南(えきなん)まで車も人も自転車も地上を行くことができるようになることを十数年望まれてきて、今、こうして、ゆっくりと歩いてみて、この便利さに感動!!
2023年3月25日(土)に開通しました!!写真は開通当日に撮影したものです。自転車の方は降りて引いてくださいという表示がありました。
こ、これは何???
歩いているとふと目に入った看板。「写真をスマートフォンやデジタルカメラのフラッシュを使用して撮影してください」「#映り変わるにいがた」と書かれています。
新潟の「おいしいところ」
新潟の「おいしいところ」と書かれています。お茶碗のように見えますね。早速撮影してみましょう。この黒いお茶碗が、フラッシュを使用して撮影するとどうなるというのでしょうか?
なんと!!「ホカホカごはん」が出てきました。フラッシュで撮影することで、このように絵が浮かび上がるようになっているのですね。
今度は「古町」の夜景が???
古町のシンボルである三角屋根の「NEXT21(ネクストにじゅういち)」が見えます。このなんの変哲もない夜景が、どうなるのかワクワクしながらフラッシュを使用して撮影してみると。
なんと素晴らしい!!「新潟まつり」の際に行われる「花火大会」の最後を飾る花火ショーが浮かび上がりました。
なんの変哲もない萬代橋の写真が
これは「にいがたブルース」にも歌われている「萬代橋(ばんだいばし)」。アーチが美しく、下を遊覧船で通ることもできます。
さあ、この萬代橋をどう変化させるのか?佐渡の朱鷺でも飛ばすのか?それとも遊覧船を映し出すのか?様々な姿を想像しながらシャッターを切ると、浮かび上がってきたのは‥‥
美しい桜の花でした。この時期の萬代橋や信濃川付近は桜がとても美しく咲き誇り、散歩する家族連れや、河川敷の芝生に座って愛を語り合うカップルなどで賑わいます。
信濃川にかかる橋たち
信濃川にかかる橋の一番海に近い河口側の橋は新しい橋で「柳都大橋(りゅうとおおはし)」と呼ばれています。日中に撮影するとこのような橋です。
夜になるとこのような姿になり、明かりが灯り、人々の暮らしが映し出されます。川のうねりに沿って光もうねり、それぞれの橋が美しく見えてきます。
この橋付近をきっとカメラを開放して撮影したのでしょうか、フラッシュ撮影してみると、光がなんとも幻想的に映し出された写真が現れてきました。
最後にご紹介するのは新潟駅の今昔ものがたり
こちらは地上連絡通路が開通する前の新潟駅です。かなり昔の写真のようですが、わたしが新潟駅前に勤務していた頃よりも前の写真のようです。
こちらが開通後の新潟駅です。近代的な作りですよね。そして、新幹線も在来線も高架線路となって、地上部分は現在は歩行者と自転車のみ通行可能となっていますが、いずれはバスや車も高架下をくぐって地上を走り駅前と駅南の通行が可能になるそうです。
こちらのフラッシュ撮影の写真が楽しめるのはいつまでなのか記載されている資料が見つけられなかったのですが、また詳しい情報が入りましたらこちらにお知らせさせていただきます。
新潟駅へお客様を迎えに行く場合の待ち合わせ場所
お車でお客様を迎えに行く場合は、断然「南口」がおすすめです。30分無料の駐車場があるので、そちらに停めて車の中で時間になるまで待っていることができます。
たまに、「降車スペース」で電車や新幹線から降りてくる人を待つ車両がありますが、混んでいる時間帯ですと本当に降車だけの車に迷惑をかけてしまうことになります。なるべく駐車場に停める方が良いでしょう。
現在、新潟駅は工事中ですので、新幹線で初めて新潟駅に来られる方や、新しくなってからの新潟駅にいらしたことのない方ですと、駅構内のどちらに向かえば良いのか分からなくて困ってしまうかもしれません。
そういった場合は、新潟駅構内2階の「スターバックス」が比較的目立つので待ち合わせに良いかもしれません。もしくは、南口に車を停めてお迎えに上がるのなら、西口の改札が良いと思います。
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